格安9,800円の包茎手術は本当にお得?“安すぎる手術”に隠れたリスクとは

最近では、インターネット広告やSNSなどで「格安包茎手術9,800円」「切らない格安治療」といった宣伝をよく見かけます。
「そんなに安くできるなら」と思う人も多いかもしれませんが、実はこの格安包茎手術には“安い理由”があるのです。

多くの格安手術は、包皮を切除する本格的な施術ではなく、余った皮を糸でとめるだけの簡易的な方法を採用しています。
この“切らないタイプ”の格安治療は、短時間で終わり、痛みも少ないというメリットがあるものの、根本的な改善にはならないケースが多く見られます。

なぜなら、糸で固定しても時間が経てば少しずつ緩んでしまい、元の状態に戻ってしまうことがあるからです。
「格安で済ませたけど、1カ月もたたずに戻った」「結局、再手術が必要になった」という声も珍しくありません。

こうした格安手術は、あくまで一時的な見た目の改善にすぎず、包茎の根本治療とはいえません。
しかも、戻ってしまった後に再度きちんとした手術を受けようとすると、皮膚が引きつって難しくなったり、費用が余計にかかる場合もあります。

さらに、格安のクリニックではアフターケアが不十分なことも多く、術後の腫れや感染などのトラブルが起きても、十分なサポートを受けられないリスクがあります。
包茎手術は見た目だけでなく、清潔さや衛生面、将来の性生活にも関わる大切な施術です。安さだけで判断すると、後で後悔することになりかねません。

もちろん、「格安」という言葉に惹かれる気持ちは誰にでもあります。
しかし、包茎手術の場合は**“安さ=品質が落ちる”可能性が高い**ことを理解しておくことが大切です。
短期的なコスパではなく、長期的に満足できる仕上がりを重視して、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

まとめると、9,800円の格安包茎手術は、糸でとめるだけの簡易処置であることが多く、1カ月もたたずに戻る可能性があります。
「格安だから」「切らないから」といった理由だけで決めず、技術力・実績・アフターケアまでしっかり確認することが、後悔しない包茎治療のポイントです。