包茎手術はペニス周りの脱毛中でも受けられる?医師が解説する注意点とタイミング

ペニス周りの脱毛と包茎手術 ― どっちが先?

最近では「デリケートゾーンの清潔ケア」として、陰部脱毛(VIO脱毛・ちん毛脱毛)を行う男性が増えています。
そして、その流れで「包茎も治しておきたい」と考える人も少なくありません。

では、脱毛中でも包茎手術を受けることはできるのでしょうか?

結論から言うと、
👉 可能ですが、脱毛のタイミングと手術の時期には注意が必要です。

レーザー脱毛は皮膚に軽いダメージを与えるため、照射直後に手術を行うと炎症や感染リスクが高まる恐れがあります。
そのため、手術を受ける際には「皮膚の回復期間」をしっかり取ることが大切です。


なぜ脱毛直後に包茎手術をしてはいけないのか

脱毛施術後の皮膚は、一時的に敏感になっています。
レーザーや光の照射により、

  • 軽い赤みやヒリヒリ感
  • 毛穴の炎症
  • 表皮の乾燥や刺激
    が起こることがあります。

この状態のまま包茎手術をすると、

  • 傷の治りが悪くなる
  • 感染症(毛嚢炎・皮膚炎)のリスクが上がる
  • 縫合部分がうまくくっつかない
    といったトラブルが起きやすくなります。

つまり、「皮膚が落ち着いてから」包茎手術を受けるのが安全です。


どれくらい間を空ければいい?

一般的な目安としては、

  • レーザー脱毛後は2〜3週間ほど間を空ける
  • 赤みやかゆみなどの炎症が完全に治まってから手術を受ける
    のが望ましいとされています。

逆に、包茎手術を先に受ける場合は、
手術後の傷口が完全に回復する(=約1〜2か月後)までは脱毛を控えましょう。

脱毛と手術の順序はどちらでも構いませんが、
「皮膚が健康な状態」で受けることが、感染予防と仕上がりの美しさのために非常に重要です。


手術前にクリニックで伝えておくこと

包茎手術を受ける際は、カウンセリング時に必ず

「現在、陰部の脱毛に通っています」
と伝えましょう。

医師はその情報をもとに、

  • 手術時期を調整する
  • 炎症がないか皮膚の状態をチェックする
  • 脱毛による影響を考慮した麻酔や縫合方法を選ぶ
    など、適切な対応をしてくれます。

もし赤みやヒリつきがある状態なら、
「もう少し落ち着いてからの手術」を提案されることが多いです。


脱毛と包茎手術を両立するベストな流れ

理想的なスケジュールは次のようになります👇

① 脱毛を2〜3回ほど進めて、毛量を減らす

② 1〜2週間ほど間を空けて、皮膚を休ませる

③ 包茎手術のカウンセリングを受ける

④ 医師の判断で手術日を決定(皮膚が落ち着いていればOK)

⑤ 手術後1〜2か月の回復期間を取ったあとに、残りの脱毛を再開

この流れで行えば、清潔でトラブルの少ない状態で手術を受けることができます。


清潔にしたい気持ちは正解。あとは「タイミング」だけ

ペニス周りの脱毛と包茎手術、どちらも「清潔で見た目を整えたい」という目的は同じです。
両方を組み合わせることで、

  • 蒸れや臭いが減る
  • 衛生的に保ちやすい
  • 性的なコンプレックスが解消される
    といったメリットも期待できます。

ただし、どちらも皮膚にダメージを与える施術のため、同時期に行うのは避けるのが基本。

包茎専門クリニックのカウンセリングでは、
脱毛との兼ね合いも含めて、最も安全なタイミングを提案してもらえます。

「脱毛中でも手術を受けられるのか知りたい」
「肌の状態を見て判断してほしい」

そんな方は、まず無料カウンセリングで相談してみましょう。
医師が実際に皮膚の状態を確認し、最適な時期を教えてくれます。