包茎手術で「思うような仕上がりじゃなかった」場合、どうすればいい?

手術後、「なんか違う」と感じたあなたへ

包茎手術を受けたあと、鏡を見て「思ってたのと違う…」と感じる人は、実は少なくありません。
仕上がりのラインやツートンカラーの目立ち方、皮の余り具合など、術前に想像していたイメージと異なることは多いものです。

手術は一度で終わるものではなく、「腫れ」や「傷の赤み」などが落ち着くまでに1〜3か月かかるケースもあります。
ですから、まずは焦らずに術後経過をしっかり観察することが大切です。
「まだ治っていない段階」なのか、「本当に仕上がりの問題」なのかを見極める必要があります。


仕上がりに納得できない原因とは?

仕上がりがイメージと違う場合、大きく分けて次の3つの原因が考えられます。

  1. 腫れ・むくみが残っている(術後1か月以内)
     腫れが引くまでは形が不安定で、皮の長さも変わって見えることがあります。
  2. 傷跡の治り方に個人差がある
     体質によってはケロイドや赤みが残りやすいタイプの人もいます。
  3. 手術デザインのすれ違い
     医師とのカウンセリング時に「どこまで切るか」「自然に見せるか」「短く仕上げるか」などの希望が、十分に伝わっていなかったケースです。

この3つのどこに問題があるのかを理解することで、次のステップが見えてきます。


やり直し(再手術)はできるのか?

「どうしても納得できない」「見た目が気になる」という場合、再手術で修正できる可能性があります。
ただし、誰でも簡単に再手術できるわけではなく、以下のポイントを確認しましょう。

  • 傷が完全に治っていること(通常3〜6か月後)
  • 再手術で改善できる範囲であること
  • 信頼できるクリニックでセカンドオピニオンを受けること

特に大事なのは、最初に手術を受けたクリニックとは別の医師に相談すること
第三者の医師に状態を見てもらうことで、客観的な判断が得られます。
上野クリニックや東京ノーストクリニックなど、大手の包茎専門院では再手術相談を受け付けている場合もあります。


返金や補償の対象になるケースも

クリニックによっては、明らかな医療ミスや左右差が大きい場合に限り、修正手術や返金制度があることもあります。
契約時の書類や保証内容を確認しておきましょう。

もし説明と実際が異なっていたり、医師が不誠実な対応をした場合には、消費生活センターや医療トラブル相談窓口に相談することも可能です。
一人で悩まず、まずは公的機関に状況を伝えてみましょう。


後悔を減らすためにできること

包茎手術はデリケートな問題だからこそ、誰にも相談できずに苦しむ人も多いです。
しかし、「失敗したかもしれない」と感じた時こそ、正しい知識と冷静な対応が重要です。

  • まずは時間を置き、傷の回復を待つ
  • 信頼できる別のクリニックで診てもらう
  • 無理に隠さず、医師やカウンセラーに気持ちを伝える

外見の違和感は、時間とともに馴染むケースも多いです。
焦らず、自分の身体をいたわりながら、次の一歩を考えましょう。